今回はPlayWay S.A.からデモ版としてSteamでリリースされているUsed Car Simulatorをプレイしてみましたので、感触をレポートしていきたいと思います。
ゲームの概要
中古車販売会社を経営するゲームです。プレイヤーはアメリカの砂漠地帯を彷彿とさせる土地に、建物を購入。そこを拠点に中古車販売会社を経営していきます。もちろん初めは自分ひとりで会社を立ち上げたのでスタッフはいません。中古車の買い付け、修理、販売まですべてプレイヤーが汗水たらしてやらなければなりません。ボロボロの車を買い付け、きれいに修理して売る。Demo版では車を1台売ることができ、この基本的なゲームの流れを体験することができます。
それでは実際にプレイした感想を述べていきます。
プレイの概要
店の開店準備
店として購入した建物の正面からいきなりゲームが始まります。ゲームの目的が左上に細かく表示されているので、迷うことなう作業が始められます。
開店にあたり、店の周りのゴミを撤去します。大した作業ではありませんが、リアルな点です。
店の看板を仕立てていきます。店の名前、フォント、文字色、背景色を決めていきます。
中古車販売ミッション
店の準備が整ったら早速車の買い付けに行きます。持っているのはこの運搬用のトラックと$7,000ドルのみ。最低限のところから始まっていきます。
WASDキーでプレイヤーが車を運転して、町まで行きます。車を直すだけでなくドライブ要素もあるとは、なかなか凝っています。
車を売りたい人が街中に車と共に立っています。異様な光景です。。トラックを降りて話しかけると値段交渉が始まり、交渉が成立すると車を購入することができます。
ボロボロの車をレッカーします。
ガレージに止めて修復作業開始!グラフィックがきれいなのでワクワク感があります。
修理の材料となる鉄は、砂漠に落ちているスクラップを拾い、調達します。部品を拾って調達するゲームは今まで出会ったことがないので新鮮です。
ハンマーで拾ったスクラップを打ち付ける?ことで、車のへこみを修復していきます。プレイヤーはクリックしているだけなので、複雑な操作は必要ありません。直っていく様を見るのは結構楽しいですよ。
高圧洗浄で表面の汚れを清掃します。PowerWash Simに似た感触でよい。
最後に色を塗り替えます。画面下部のパレットから任意の色を選択して塗ることができます。
着色した車は買い手がついたら、再びレッカーで納車に行きます。
購入者のもとへ行き、値段の交渉後、販売することができます。
ここまでで一連の中古車販売ミッションは完了です。
個人的には中古車を修理する部分が最も楽しいと感じました。今回は外装の清掃のみ体験することができました。アーリーアクセス版では、部品の交換などが追加で実装されるらしいので楽しみですね。
おまけ 違法な仕事
このゲーム、中古車販売がすべてではありません。街のやばいやつから仕事を受注するサイドミッションも充実しているようです。体験版でも1つだけ遊ぶことができました。ミッションの内容は本編とは真逆で、目障りな車を破壊するといったものです。ゲームタイトルとはかけ離れたミッション内容なので、どうなのかと思いつつ目的の場所へ車を走らせました。
ターゲットの車は停まっており、それをひたすらバットで叩いて壊していきます。やった結果、「このミッションなんとも気持ちが良い!」。破壊欲を存分に満たしてくれます。バットで殴られ続けた車は、最終的に下図のようになりました。ややリアリティにかける壊れ方をしていますが気にしない。きっと主人公はゴリラか何かです。
まとめ
今回は、Used Cars Simulatorのデモ版をプレイしました。
デモ版では車を買い取り、修理して売るといったゲームの基本的な流れを体験することができました。
最も内容がありそうなのが、修理のパートです。
デモ版ではへこみの修繕、汚れの除去といった、外観部分の対応のみ体験することができました。それだけでも結構楽しめましたが、これから予定されているアーリーアクセス版では、部品の交換をすることができたりと、さらに充実するようで楽しみです。
また、中古車の販売以外にも、街で色々なミッションを受注できることがわかり、このゲームの懐の深さに期待感をもつことができました。車を修理するゲームと思いきや、違法なミッションを受注すると反対に破壊活動に加担することができます。これはこれで楽しかったです。サイドが充実しているのでやり込み要素は結構多そうなイメージです。