Tools Up!をクリアしましたので感想とレビューを書いていきたいと思います。
筆者は今回ソロプレイでクリアしましたので、ソロでプレイの感想をお伝えできたらと思います。
Tools Up!とはどんなゲーム?
Tools Up!はカオスな集合住宅をリフォームするシミュレーションゲームです。
リリース日 | 2019年12月5日 |
対応機種 | Windows, PlayStation 4, Xbox One, Nintendo Switch |
ジャンル | シミュレーション |
クリア時間 | 5~10時間程度 |
プレイ人数 | 1~4人。オフラインマルチプレイ対応 |
注文に応じて壁を壊す、作る、壁を塗る、床を敷くなどの作業を効率よくこなしていきます。
ステージクリア制で構成されており、1ステージ5分から10分程度でプレイできます。そのため、すきま時間などを活用し、手軽にプレイできることが魅力です。
各ステージには制限時間が設定されてます。制限時間はかなりシビアに設定されているので、効率良い導線を見つけ出さないとクリアは難しいです。
シビアの難易度設定をクリアするために工夫をする楽しみを味わうことができます。
その一方、まったりプレイしたい方もいるでしょう。
そんな方に嬉しいのが、時間無制限モードです。制限時間がないので、あせらずじっくり楽しむことができます。
良いところ
汚れた部屋がきれいになる爽快感
このゲームは雑然とした部屋をきれいにリフォームするお掃除ゲームの側面を持っています。
部屋に散らばるゴミを捨て、壁や床をきれいに塗ることで、徐々に部屋が整理され、きれいな状態になっていきます。
ジョジョに奇麗になっていく。部屋を眺めるだけで、ある種の快感を得ることができ、爽快感や達成感を味わうことができます。
またできることもステージを進めるうちに、徐々に増えてきます。初めは壁にペンキを塗るだけですが、床を張り替える、壁紙を貼る、壁を壊す、壁を作るなど、できることが23ステージごとに増えていきます。
同じことの繰り返しにより飽きることがありませんでした。
プレイヤー自身が成長する達成感
このゲームはステージクリア制を採用しています。
特定の部屋を注文通りにリフォームするとステージクリアとなります。
このゲームの大きな特徴として、各ステージに制限時間が設けられていることが挙げられます。
難易度設定はかなりシビアで、立ち回らないとあっという間に時間を使い切ってしまいます。
失敗を分析し、次のアクションを改善していくことで、徐々にタイムを短縮することができます。
過去に学んだ立ち回りは、様々なシーンで生かすことができるので、徐々に自分のスキルが向上していることを体験できます。
1ステージも5分から10分でクリアできるため、折り返しのプレーをさほど苦になる事はないでしょう。
しながら成長していく過程を楽しめるのも本作の大きな魅力です。
惜しいところ
障害物の多さ
このゲームは、様々な機材や家具などが1つのマップ上に配置されるので、ごちゃごちゃとした見た目になりやすいです。
をする上で、ペンキや床材、石膏、レンガなど々なものが必要なので、画面上に多くのものが散らばるのは理解できます。
しかし、それらの道具を使い終わった後も、画面上から片付けることができないのはストレスを感じます。
、使い終わったペンキの缶にプレイヤーが勢い良く当たるとのペンキがこぼれてしまい、こぼれたペンキを掃除する作業が発生します。
使い終わった機材に当たらないように慎重に操作するのはゲーム性の1つと言ってしまえばそれまでですが、不要なストレスを産んでいると感じます。
使い終わった機材を片付ける機能があれば、より爽快感のあるゲームになったのではないかと思ってしまいます
一部の敵の嫌がらせ
ステージを進めていくと、お邪魔キャラとして家の中に動物が出現することがあります。
基本的にこちらの作業を邪魔してくるような動きをするので、1分1秒を争うこのゲームにおいてはかなりのストレスを感じます。
の敵が攻略できないわけでは無いのですが、1部理不尽な敵がいるので注意が必要です。
ただ、その敵たちが出てくるのは、ごくわずかなステージだけなのでゲーム全体の評価に影響を与えることではないと感じました。
どんな人にオススメ?
以下のような方にお勧めです。
お掃除系ゲームが好き
このゲームは雑然とした部屋をリフォームし、整理された状態を作るゲームです。
汚れたものをきれいにするのが好きな人には大変お勧めできるゲームです。
筆者もPower wash simulatorなどお掃除ゲームが大好きです。汚れたものをきれいにする感覚がたまらなく好きなんですよね。
このゲームは、同じような快感を味わうことができますので、掃除ゲーム好きにはお勧めのゲームです。
効率化が好き
このゲームは通常のゲームモードでプレイすると、各ステージに制限時間があります。
制限時間は、結構厳しめに設定されています。そのため、クリアできない場合は、自分のプレイを振り返り、より効率的な導線を見つけていかなくてはなりません。
そのように、自分のプレイを振り返ってブラッシュアップしていくことが、好きな方ははまると思います。
Dark Soulsのような死に覚えゲーや、Over cookedのような効率化を追い求めるゲームが好きな人にお勧めです。
パーティーゲームが好き
このゲームは、最大4人までのローカルCOOPを楽しむことができます。
集まってワイワイ楽しむゲームが好きな人にはお勧めできます。
しかし、通常のパーティー系ゲームと異なる点もあります。
それは互いに競い合うゲームではなく、協力してタスクをこなすゲームということです。
ですので、ただワイワイと参加するのではなく、お互いに何かしらの役割を持って一緒に仕事を仕上げていく感覚に近いでしょう。
あまりにもチームプレイを乱すような行動を取ると、いつまでもクリアできずに、見悪なムードになってしまうかもしれません。
ただ、普通に協力してプレイしていればそのようなことにはならないので、変に構えずに友達と一緒にプレイしてみると楽しいと思います。