レビュー

【徹底レビュー】Power Wash Adventureは面白い?面白くない?

こんにちは!今回はお掃除ゲーム好きの筆者が、2023/12/14に発売されたPower Wash Adventureをレビューしていきます。同じくPower Wash系ゲームのPower Wash Simulatorを150時間以上遊んでいますので、そちらとの比較も交えて紹介していけたらと思います。

概要

高圧洗浄機で汚れた建物、乗り物、動物をきれいにしていくステージクリア型のゲームです。時間制限や失敗によるやり直し等もないため、ゆっくりと好きなタイミングで進めることができます。ただの掃除の何が面白いのかと思うかもしれませんが、汚れをきれいにしていくこと自体に快感を得ることができます。1人称視点の3Dゲームなので、自らが清掃員となったかのような没入感が得られるのも特徴です。

同ジャンルの金字塔的なゲームでPower Wash Simulatorがありますが、今回紹介するPower Wash Adventureはそのゲームにかなりの影響を受けている印象があります。操作方法や、ゲームルールがPower Wash Simulatorとほぼ変わらないためです。あまりにも似ているため、パクリと捉えられ評価が厳しくなる可能性もあると感じました。しかし、Power Wash Simulatorが好きな人であれば、同様の面白さが体験できるので、ファン目線で見ると大分お得なゲームといえます。

良い点

完了の判定がゆるいのでサクサク進む

このゲームはステージ中に配置された掃除対象全ての汚れを落としたらステージクリアになります。掃除対象は大体8割くらいきれいにすると完了扱いにしてくれます。Power Wash Simulatorはこの判定がかなりキツく、9割5分程度きれいにしないと、完了扱いになりませんでした。本作はそれと比べると大分緩い判定です。この判定のお陰で、ゲームは結構サクサク進むため、個人的にはGood Pointです。しかし、極力自分の力でキレイにしたいプレイヤーにとってはマイナス要素となってしまうかもしれません。

・オブジェクトの上に乗るのがスムーズ

背の高いオブジェクトがあると、その上に登りたいケースがあります。車などは屋根の部分まで汚れがビッシリなので、車の上に登ってキレイにする必要があります。このゲームはそのあたりの操作はかなりスムーズです。オブジェクトの上にワープ地点があり、そこにマウスポイントを合わせてFキーをクリックすることで、オブジェクトの上に瞬間移動できます。Power Wash Simulatorは、はしごをかけて登る必要があったので、その点は当作のほうがスムーズでストレスがありません。

新要素がある(動物掃除、宇宙ステージ)

動物を掃除できるのは単純に新鮮で面白かったです。Power Wash Simulatorは建物と乗り物だけでしたので、そこは新しい体験でした。動物にこんな水圧当てて大丈夫なのかと心配になったりしますが。これはこれで現実身がなく面白いです!

宇宙ステージもいくつかあり、独特の浮遊感を楽しむことができます。また、景色が意外ときれいで没入感があります。

惜しい点

動物をきれいにするミッションが単調

動物の掃除は始めはかなり楽しいです。しかし、単純に同じ動物を10~20体掃除するステージが多く、単調になりがちな印象です。動物園か何かで設備も併せて掃除するような内容であれば、色々なオブジェクトが掃除できて飽きがこないと思います。(初めの豚のステージのような仕掛けが続くとよいなぁと思いました。)

ボリュームが極端に少ないステージがある

ステージによってボリューム感にかなりの差があります。1、2時間かかるステージもあれば、数分で終わってしまうステージもあります。ステージ数がそこまで多くないので、極端にボリュームが少ないステージは少なくして欲しかったですね。

まとめ

以下の点で非常にお勧めできるゲームです。

  • Power Wash Simulatorと同様の快感が得られるため、同作ファンは迷わず買い
  • 動物掃除が新鮮で楽しい
  • ボリュームがやや不足気味(1,000円程度なので対価格的には妥当といえる)

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